子どもが大事にしているおもちゃが壊れたとき、すぐに捨てる気にはなれないですよね。でも、どこへ持っていけばいいか分からず、引き出しの奥にしまったまま、という方も多いのではないでしょうか。
地域情報メディア『ひだ高山クリップ』で高山市の生活情報を書いているノブです。わたしも子どもが小さいころ、壊れたおもちゃをどうすればいいか迷った経験があります。今回は、高山市でおもちゃ修理を調べるときに見ておきたい相談先の探し方と、依頼前に確認しておくと楽になる点を整理しました。
相談先の種類と特徴から始めて、修理できるものと難しいものの違い、持ち込み前の準備、安全面の注意まで順番に書いています。
おもちゃ修理を調べ始めるきっかけ
音が出なくなった、動かなくなった、部品が外れた。こういった状態を前に「直せるのかな」と感じる場面は、子育て中のご家庭なら一度は経験があると思います。
捨てる前に一度確認したい、でもどこへ持っていけばよいか分からない。そのまま月日が過ぎてしまうのが、いちばんもったいないパターン。まずは探し方だけでも把握しておくと、次に壊れたときに動きやすくなります。
高山市で相談できる場所の種類
高山市には、特定非営利活動法人「高山おもちゃ病院」というボランティア団体が活動しています。2007年の設立以来、15年以上にわたって修理を続けてきた実績のある団体で、令和5年にソロプチミスト社会ボランティア賞を受賞しています。
基本的に修理は無償で、新品部品を使う場合は実費が必要になることがあります。開催日程や場所は変更されることもあるため、詳細は公式情報で事前に確認してください。
常設型とイベント型の受け方の違い
おもちゃ修理の相談先には、常設で開いているところと、月1回など定期開催のところがあります。高山おもちゃ病院は年間240日以上開院しているとの情報があり、常設に近い運用形態の団体です。ただし開催場所や日時は、あらかじめ公式情報を確認してから出かけることをおすすめします。
イベント型の場合は、その日に来た分をその場で見る流れが多く、預かりになるケースもあります。どちらの形態かを事前に確認しておくと、当日の段取りが変わってきます。
修理できそうなおもちゃとそうでないもの
一般的に修理を受けてもらいやすいのは、電池式のおもちゃや機械的な構造のもの。外れた部品の再接着、スイッチやモーターの交換なども対応されることがあります。
一方、受付できないケースがあるものも確認しておくと安心です。日本おもちゃ病院協会の資料によると、次のようなものは受付できないことがあります。
- エアガン・ガスガン・電動ガン類
- 浮き輪・浮き袋・子ども用プール
- AC100Vに直結するおもちゃ
- 骨董的・工芸的な価値のあるもの
- 法的に規制のあるもの
受付の範囲は各団体によって異なります。持ち込む前に「これは見てもらえますか」と一度確認を取るのが、遠出する前に楽な方法です。
壊れ方で持ち込み前に確認したいこと
見落としやすいのが、メーカー保証期間内かどうかという点です。購入から6か月以内の自然故障の場合、修理団体に持ち込んで分解すると保証が無効になることがあります。まずメーカーへの相談を先に検討したほうが、結果としてスムーズなことがあります。
それ以外の場合でも、いつごろから・どの部分が・どのようにおかしくなったかを整理してから持ち込むと、修理の見立てがしやすくなります。
費用より先に気にしておきたいこと
修理の相談先を探すとき、費用がどのくらいかかるかを先に気にする方が多いと思います。ただ、わたしが気にするのはむしろ受付方法と持ち込みのしやすさです。
当日受付なのか、事前連絡が必要なのか。その場で直るのか、預かりになるのか。駐車場はあるか。高山市内でも場所によっては入りにくい通りがあり、わたしは初めての場所には余裕を持って動くようにしています。
持ち込む前にまとめておくと楽なこと
持ち込むときに手ぶらで行くより、少し準備しておくと当日がスムーズです。日本おもちゃ病院協会の案内でも、以下を持参するよう記されています。
いつから、どの部分が、どのようにおかしくなったかを書き留めておきましょう。
取れた部品や小さな破片も、持参すると修理の手掛かりになります。
正しい動きや仕様が分かる資料があると、修理の判断がしやすくなります。
安全面で気をつけておきたいケース
修理後に子どもが使うことを前提にするなら、安全面も確認しておきたいところ。特に、電池が入る部分のサビや液漏れ、配線が見えている状態、破損した部分に鋭い角が出ているケースは、修理前後どちらも注意が必要です。
修理後の安全確認は、修理団体側だけに任せず、受け取った側でも動作を確かめることが大切です。特に低年齢のお子さんが使う場合は、仕上がりを見てから渡すほうが安心できます。
ノブ修理後の動作確認は、子どもに渡す前にしておくと安心です
公式情報をどこで確認するか
高山おもちゃ病院は、FacebookやInstagramで開催情報を発信していることが確認できます。SNSでの情報発信は更新頻度が高いことが多く、直近の開催日や場所の変更なども反映されやすい傾向があります。
また、一般社団法人日本おもちゃ病院協会のサイトでは、全国の病院リストが公開されており、岐阜県内の情報も掲載されています。複数の情報源を合わせて確認するのが、実際の開催状況を把握しやすいやり方です。
- SNS(Facebook・Instagram)
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開催日や場所の変更がリアルタイムで更新されやすい。まず確認したい発信先。
- 日本おもちゃ病院協会サイト
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全国リストから岐阜県の施設を調べられる。持ち込み時のルールも掲載されている。
修理できないときのおもちゃの考え方
修理が難しいと分かったとき、すぐ捨てるしかないかというと、そうとも限りません。高山おもちゃ病院では、修理済みのおもちゃを必要な子どもたちへ無償提供したり、無料交換会「かえっこ」を開催したりしています。使わなくなったおもちゃを持ち込み、ほかのおもちゃと交換できる仕組みです。
思い出のある品で手放しにくいなら、写真だけ残して気持ちに区切りをつける方もいます。捨てるか修理するかで迷うより、まず状態を確認してから判断するほうが、後悔が少なくなりやすいと感じています。
高山市内での移動と持ち込みの見方
高山おもちゃ病院は、高山市の資源ごみ回収所の敷地内にあります。ただし開催時期は変更になることがあるため、必ず事前に最新の開催情報を確認してください。電話番号は0577-77-9419です。
わたしは初めて行く場所は、駐車場の有無と入り口の分かりやすさを先に調べる癖があります。市街地から少し離れた場所でも、駐車しやすければ動きやすい。持ち込みは少し時間がかかることもあるので、余裕のある午前中に出かけるのが自分には合っています。
迷ったときのわたしなりの動き方
まず、おもちゃの状態を写真に撮っておくことから始めてみてください。問い合わせのときに状態を伝えやすくなりますし、後から「やっぱりもう一度確認したい」となったときも役立ちます。
わたし自身、子どもが持っていたおもちゃを直してもらった経験があります。どうせ無理かなと思っていたものが直ったとき、子どもよりわたしのほうが喜んでいたかもしれません。思い入れのあるものほど、一度だけ相談してみる価値があると感じています。
今週末に壊れたおもちゃを引き出しから出して、状態をメモしてみてください。そこから始めるだけで、次の動きがずいぶん楽になりますよ。修理できてもできなくても、そのおもちゃとの向き合い方が少し変わる時間になったらうれしいです。












