奥飛騨温泉郷でランチを探していると、「温泉地だから宿の食事が中心なのかな」と感じやすいかと思います。観光の途中に気軽に入れるお店があるかどうか、出発前から気になっている方も多いのではないでしょうか。
地域情報メディア『ひだ高山クリップ』のエリア担当ライター、ノブです。高山市在住で、車で動くことが多いわたしが、福地温泉にある古民家カフェ「木花木花(もっかもっか)」のランチを実際に食べてきました。
料理の中身と価格、待ち時間の感触、店の雰囲気、向いている人の順でお伝えします。
古民家カフェ木花木花の場所感
木花木花は、奥飛騨温泉郷の福地温泉エリアにあります。住所は奥飛騨温泉郷福地834、旧「とらや」の建物を使っています。福地温泉の舎湯(やどりゆ)のすぐそばなので、温泉街の中でも見つけやすい位置にあります。
奥飛騨温泉郷は高山市街から車で40分ほど。国道471号を平湯方面へ進み、福地温泉の案内に沿って入っていくルートになります。道は温泉街に近づくと細くなる区間がありますが、福地温泉自体はそれほど複雑なつくりではなく、迷いにくいほうだと感じました。
駐車場については、訪問時には店の前に停められました。ざっと見た感じ5~6台は余裕で停められそうでした。
飛騨プレミアムランチの内容
今回注文したのは「飛騨プレミアムワンプレート(1,500円)」です。奥飛騨温泉郷観光協会のページによれば、飛騨ポーク・飛騨プレジャーポークの無添加ソーセージ3本・サラダ・季節の副菜、スープがひとつのプレートに収まる構成になっています。1日3食限定のメニューで、出てきたプレートにはワラビとウドの副菜も添えられていました。
副菜の内容は季節によって変わります。訪問時はワラビとウドが使われていましたが、時期が違えば別の地元産の野菜が出てくる可能性があります。「季節の副菜」という名前のとおり、固定ではないと思っておいたほうがよいでしょう。
- 飛騨ポーク
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高山ブランドのプレジャーポーク。柔らかさと旨みがあり、飛騨山椒の風味が効いていて、後味に爽やかな香りが残りました。
- 無添加ソーセージ
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プレートに一緒に乗ってきます。ポークとソーセージ、両方を一度に食べられるのがこのランチの組み立て方です。
- 季節の副菜
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訪問時はワラビとウド。飛騨高山の田舎みそが使われた仕立てで、地元の素材がしっかり感じられました。
ポークと地元副菜の味わい
飛騨ポークは、噛んだときの柔らかさが印象に残りました。飛騨山椒の香りが添えられていて、脂の甘みと山椒のさっぱりした後味がうまく合っていました。主張が強すぎないので、食べていて重さを感じません。
副菜のワラビとウドは、飛騨高山の田舎みそで整えられた味付けでした。山菜の食感がしっかり残っていて、春らしい苦みも自然に出ていました。地元食材をまとめてひとつのプレートで食べられる組み立ては、観光の途中に立ち寄る場所としてよく合っていると思います。
全体として味は丁寧な仕上がりで、飾りすぎず素材が分かる料理でした。華やかさよりも落ち着いた味の組み合わせを好む方に向いていると感じました。
価格と量の満足感
1,500円という価格については、このエリアの温泉地での食事として考えると、価格帯としておかしくありません。飛騨ポーク、飛騨無添加ソーセージ、サラダ、副菜がひとつのプレートに乗ってくる内容で、昼ひとり分として不足感はありませんでした。
ただ、がっつり食べたい方には物足りない可能性があります。量が多いほうが満足できる方は、別メニューの「ワンプレートランチ(900円)」や「ふわとろオムライス(800円から)」と組み合わせる選択肢もあります。
ノブ1日3食限定なので、昼に動けるなら早めに行くほうがいいですね。
昼時の待ち時間と客層
訪問時は注文から料理が出るまで15分ほど待ちました。混雑していたわけではなく、一から丁寧に仕上げている印象で、急いで食べたい場面には向かないかもしれません。温泉や観光のあとでゆっくり過ごす流れには自然に合う待ち時間だと感じました。
客層は、カップルや少人数のグループが中心でした。一人で来ている方もいました。大人数で押しかけるようなお店ではなく、静かに過ごしたい方が多い印象でした。お子様連れの方は、店内の雰囲気や席の様子を事前に確認しておくと判断しやすいと思います。
待ち時間は混雑状況や日によって変わります。1日3食限定のメニューなので、昼のピーク前に入れると無理がありません。
昔の旅館を改装した雰囲気
建物はもともと「とらや」という旅館だったところを改装しています。梁や古い木材がそのまま残っており、温泉地らしい落ち着きがあります。新しく作られたカフェとは違い、時間の積み重なりが空間に染みている感じがしました。
木々に囲まれた立地で、窓から見える景色も静かでした。席に座ると外の緑が目に入ります。福地温泉の標高1,000メートルほどの山間という環境が、そのまま店の雰囲気につながっています。
内部は広くはありませんが、席の間が詰まっているわけでもなく、隣を気にしすぎずに過ごせました。大きな声で話すような場所ではありませんが、それが苦にならない方には心地よい空間だと思います。
落ち着いて過ごしたい人向き
このお店が合う場面を整理しておきます。
- 温泉のあとにゆっくりランチしたい方
- 地元食材を使った料理をひと通り食べてみたい方
- 一人か二人で静かに食事したい方
- 急がない昼の時間が取れる方
- 観光地らしくない落ち着いた空間を探している方
反対に、昼を短時間で済ませたい方や、ボリューム優先でがっつり食べたい方には少し合わないかもしれません。食後にコーヒーまでゆっくり飲む時間があるなら、温泉湯洗い高地焙煎珈琲も福地温泉でしか味わえない一杯なので、時間があれば合わせてみる価値があります。
訪問前に確認したい情報
営業時間、定休日、飛騨プレミアムワンプレートの提供状況は、訪問前に確認しておくと安心です。特にプレミアムランチは1日3食限定なので、遅い時間に着くと終わっている可能性があります。奥飛騨温泉郷観光協会のページや公式インスタグラム(cafe_mokkamokka)で最新情報が確認できます。
電話は050-3561-8898、メールはmokka.cafe03@gmail.comです。定休日は月・火曜日ですが不定休の場合もあるとのことで、祝日や連休前後は変わる可能性があります。確認できる場合は、一本電話しておくと動きやすいです。
週末に奥飛騨温泉郷へ行く予定があるなら、インスタグラムを一度のぞいてから出かけると、当日の料理内容や営業状況が分かりやすいです。温泉の前でも後でも、昼に時間が取れる日ならランチ候補として入れておきやすいお店だと思います。












