充電式の小物は、使わなくなってもすぐに捨て方が分からないことがあります。片づけ中や買い替えのときに出てきて、とりあえず引き出しにしまったまま、という経験がある方も多いのではないでしょうか。
高山市の地域情報メディア『ひだ高山クリップ』のエリア担当ライター、ノブです。モバイルバッテリーは一般のごみとは扱いが違うため、捨て方を先に確認しておくと安心です。
ここでは、高山市での回収方法、持ち込み前に見ておきたいこと、膨らみや破損があるときの扱いを順番に整理します。
モバイルバッテリーが普通ごみと違う理由
モバイルバッテリーにはリチウムイオン電池が内蔵されています。この電池は、圧力や衝撃、熱によって発火・破裂することがあり、ごみ収集車の中で火災が起きた事例が全国で報告されています。
見た目は普通の黒い箱型の製品ですが、中身は危険物に分類されるもの。高山市でも不燃ごみの日には出せないルールになっています。
高山市でまず見ておきたい分別の仕組み
2025年10月1日から、高山市では資源ごみ拠点集積所でリチウムイオン電池・リチウムイオン電池内蔵の小型家電を分別回収しています。市内50か所にある資源ごみ拠点集積所へ持ち込む形です。
持ち込み方法や開設日・場所は、高山市公式サイトの分別案内ページで確認できます。制度や回収日程は変わることがありますので、行く前に一度見ておくと動きやすいです。
持ち込む前に確認したい本体の状態
先に結論を言うと、膨らみや破損のないものと、異常があるものとでは、持ち込み先が変わります。外から見て異常がなさそうでも、触ったときに少し硬さが違う、または熱を持っている場合は要注意です。
- 外観が正常なもの
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資源ごみ拠点集積所への持ち込みか、家電量販店のJBRC回収ボックスが使えます。
- 膨らみ・破損・変形があるもの
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回収ボックスには入れられません。高山市資源リサイクルセンターへ直接相談してください。
電話番号は0577-35-1244です。持ち込み方法や受付の可否は、事前に確認してから動いたほうが確実です。
本体表示から見分けられるかどうかの話
モバイルバッテリーの本体やパッケージに、リサイクルのスリーアローマークとメーカー名が記載されていれば、JBRC(小型充電式電池リサイクル推進センター)の回収ボックスを利用できます。
一方、格安品や海外製品の中にはJBRC非対応のものもあります。その場合は、高山市の資源ごみ拠点集積所への持ち込みが主な選択肢になります。表示が分かりにくければ、高山市資源リサイクルセンターに確認してみるのが一番早いと思います。
膨らみがあるときに迷いやすいこと
迷いやすいのが、「少し膨らんでいる気がするけど、たいしたことないだろう」と判断を先送りにしてしまうケースです。わたしも以前、似たような状態の電池をしばらくそのままにしていたことがあります。
膨らんだバッテリーは、JBRC回収ボックスにも家電量販店の回収ボックスにも入れられません。回収ボックスに入れてしまうと、中で発熱・発火の原因になることがあります。
状態に迷ったときは、高山市資源リサイクルセンター(0577-35-1244)に電話して状況を伝えるのが安心です。電話口でどこへ持ち込めるか教えてもらえます。
保管中に気をつけておきたいこと
使わなくなったモバイルバッテリーを引き出しやカバンの中にしまいっぱなしにしている方もいるかと思います。直射日光が当たる場所や、夏場の車内など高温になりやすい場所での保管は、劣化を早める原因になります。
処分するまでの間は、直射日光・高温を避け、金属類と一緒に入れないようにするのが基本です。端子部分が他のものと触れて短絡(ショート)するリスクがあるためです。
充電コードや充電器との出し方の違い
USBケーブルや充電アダプターは、リチウムイオン電池を含まないため、高山市では小型家電として出すことができます。モバイルバッテリーとセットで処分しようとすると、出し方が別々になるので少し手間がかかります。
まとめて出せると思っていると当日に困ることがあります。充電器類とバッテリー本体は分けて用意しておくと当日の動きが楽です。
小型家電回収との関係と使い分け方
高山市には小型家電の回収制度もありますが、電池を取り外せない状態でそのまま小型家電として出すのは原則できません。電池を取り外してから本体を小型家電として出す、というのが基本の流れです。
取り外しが難しい製品の場合は、分解できる範囲で電池内蔵部とそれ以外に分け、電池内蔵部を資源ごみ拠点集積所へ持ち込む方法があります。迷った場合は無理に分解せず、まず資源リサイクルセンターに相談するのが現実的です。
よくある勘違いと見落としやすい点
意外と知られていないのですが、モバイルバッテリーは「不燃ごみ」でも「燃えないごみ」でも出せません。金属製に見えるからと不燃ごみの袋に入れてしまうケースが多いですが、これが収集車の火災原因になることがあります。
- 不燃ごみの袋に入れてはいけない
- 燃えるごみの袋でも出せない
- 小型家電のボックスにそのまま入れない
- 膨張品は回収ボックスに入れてはいけない
「なんとなく金属製だから不燃ごみかな」という判断が、いちばん危ない間違いです。
火災を防ぐために日常で意識できること
モバイルバッテリーの火災は、ごみ収集の場だけで起きているわけではありません。充電中の過熱、放置による経年劣化、膨張に気づかず使い続けることなども原因になります。
久しぶりに使おうとしたとき、本体がいつもより厚みがある、表面が少し硬い気がするという場合は、一度確認を。そのまま充電するよりも、先に状態を見てから判断するほうが安全です。
ノブ膨らんでいたら、使わずそのままリサイクルセンターへ
公式情報の確認方法と相談窓口
高山市の分別情報は、市公式サイトの「ごみの分け方・出し方」ページで確認できます。制度や回収拠点の情報は変わることがあるため、持ち込み前に最新の情報を確認しておくと確実です。
膨らみ・破損・変形がないかを外側から確認します。
プラス・マイナスの端子をテープでふさいでから持ち込みます。
高山市内50か所の拠点集積所へ。開設日・場所は公式サイトで確認します。
膨らみや破損がある場合は、上の手順ではなく高山市資源リサイクルセンター(0577-35-1244)へ先に電話して、持ち込み方法を確認してから動いてください。
処分に迷ったら、まず一本電話から
使わなくなったモバイルバッテリーが手元にある方は、今週末にでも引き出しから出して状態を確認してみてください。膨らみがないか、端子に傷がないか、それだけでも確認できれば次の動きが決まります。
わたし自身も、充電できなくなった古いバッテリーをしばらく棚に置いたままにしていたことがあります。いざ処分しようとして、どこへ持っていけばいいか分からなくて手が止まった経験があります。先に窓口の電話番号だけでもメモしておくと、行動に移しやすいと感じています。
少しだけ手間がかかりますが、自分の暮らしの中にある小さな危険を一つ減らせると思うと、やってよかったと思える作業です。ためらわずに資源リサイクルセンターへ問い合わせてみてくださいね。












