卒業後のランドセルを片付けようとしても、すぐにごみ袋へ入れる気になれないことがあります。思い出がある一方で、置いたままでは場所も取る。高山市では、捨てる場合の分別も気になるところです。
地域情報メディア『ひだ高山クリップ』のエリア担当ライター、ノブです。わたしは車で動くことが多いので、持ち込む物は行く前に受け入れ先や袋の条件を見ておくほうが動きやすいと感じています。
今回は、高山市でごみとして出す場合を先に確認し、その後でリユースや寄付、思い出として残す方法を見ます。素材だけで決めず、ランドセル全体として扱う順番で考えてみます。
高山市ではランドセルは不燃ごみ
高山市の分別区分早見表では、ランドセルは不燃ごみとして扱われています。革や人工皮革、金具が混じっていても、まずは品目名で確認できるのが助かるところです。
不燃ごみは、透明で容量45リットル以下、厚み0.05ミリメートル以上の袋に入れます。不燃ごみ処理券を貼り、地区の収集日の朝8時30分までに出す扱いです。
- 分別区分
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高山市の早見表ではランドセルは不燃ごみです。
- 出す袋
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不燃ごみ用の条件に合う透明袋を使います。
- 処理券
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不燃ごみ処理券を袋に貼って出します。
袋に無理なく収まるかは、実物を前にして確かめたい部分です。入らない、または袋が破れそうな場合は、自己判断で出さず、資源リサイクルセンターか生活環境課へ事前に尋ねるほうが無理がありません。
金具があっても分解を急がない
ランドセルには留め具、背カン、鋲などの金具があります。素材が複数あると、金具を外さなければならないと思いやすいのですが、高山市の早見表はランドセルを一品目として不燃ごみに示しています。
だからといって、傷んだ金具を工具で外す必要まで書かれているわけではありません。わたしなら、まず全体のまま袋に入るかを見て、迷った時点で一度止まります。
ノブ迷うなら分解より先に公式確認です
無理に分解すると、けがをしたり袋を傷めたりすることがあります。外した部品の扱いまで迷うようなら、分別早見表の確認と問い合わせだけでもしておくと安心です。
処分前に記名と個人情報を見る
処分でもリユースでも、先に見たいのが記名です。かぶせの裏、時間割表の差し込み、内ポケット、キーホルダーなどに、名前や学校名が残っていることがあります。
見落としやすいのが、連絡先を書いたメモや写真です。卒業後に家で見直すと、当時の紙がそのまま入っていることもある。中身を全部出してから判断すると、気持ちも少し落ち着きます。
- かぶせ裏の名前や学校名
- 時間割表や連絡先のメモ
- 内ポケットの写真や紙類
- 付けたままの防犯用品
名前を消す時は、見える場所だけで済ませず、付属品も確認します。寄付や譲渡では、受け取る人の手に渡る物なので、記名を残さないことを先に済ませたいところです。
リユースに向く状態を見ておく
まだ使えるランドセルなら、リユースを考えるご家庭もあると思います。ただし、受け付ける品や状態は運営元ごとに違い、傷、におい、破れ、カビ、記名の有無などを条件にする場合があります。
わたしも家の片付けで、見た目だけで「まだ大丈夫」と決めかけたことがあります。でも、肩ベルトや留め具まで触ると、使う人に渡せるかは別の話でした。
| 見る場所 | 確認したいこと |
|---|---|
| かぶせと本体 | 大きな傷、ひび、べたつきの有無 |
| 肩ベルト | 切れ、傷み、長さ調節の状態 |
| 留め具 | 開閉ができるか、ゆるみがないか |
| 内側 | 記名、汚れ、におい、紙類の残り |
状態を見たうえで候補を探すなら、写真を数枚撮っておくと問い合わせに使えます。受け入れ可否を自分で決めつけず、運営元の公式案内に沿って確認する流れです。
寄付先の受付条件を先に調べる
寄付は、必要としている人につながる可能性がある方法です。一方で、常に受け付けているとは限らず、募集停止、対象外のメーカー、送料負担などが設けられることもあります。
寄付先を見つけたら、申込前に公式サイトで受付状況、対象品、送付方法、費用を読みます。持ち込み可否も含めて、その時点の案内を見ることが大切です。
募集の有無と対象地域を、運営元の案内で確認します。
傷みや汚れを見て、個人情報を取り除きます。
箱の大きさ、送料負担、発送期限を確認します。
高山市から発送するなら、集荷か持ち込みかでも手間は違います。仕事帰りに寄れる場所か、車に積んでも困らない大きさかまで見ておくと安心です。
寄付や再利用が向かない場合もある
思い入れがあるからこそ、寄付や再利用を選ばなければと思うこともあります。でも、傷みが強い物や衛生面が気になる物まで無理に送り出す必要はありません。
受け付け先の条件に合わない物は、相手の負担になることがあります。留め具が壊れている、表面が大きくはがれている、強いにおいがある。そんな時は処分を選ぶのも自然なことです。
わたしは、次に使う人が気持ちよく使えるかを基準にすると決めやすいと感じます。迷いが残る物まで急いで手放さず、数日置いて見直すのも一つの方法です。
思い出を残してから手放す方法
ランドセルを捨てにくい理由は、物そのものより、通学した時間を思い出すからかもしれません。処分と決めても、かぶせの傷や小さな反射材を見ると、少し手が止まるものですよね。
全部を保管しなくても、写真を撮る、子どもに一言書いてもらう、使っていた名札だけ残す方法があります。わたしなら、玄関の明るい場所で一度写真に残してから、次の扱いを決めます。
革の一部を小物に作り替える方法もありますが、加工費や仕上がりは依頼先ごとに異なります。頼む前に料金、納期、残せる部分を公式案内や店舗への確認で見ておきたいところです。
持ち込み処分は事前確認が安心
収集日まで待てない時や、ほかの不用品と一緒に片付けたい時は、資源リサイクルセンターへの直接搬入という方法もあります。場所は高山市三福寺町1800番地です。
決められた透明袋に入れ、処理券を貼った不燃ごみは無料で搬入できます。処理券がない場合や袋に入っていない場合は、10キログラムにつき77円が必要と案内されています。
受付時間や持ち込めない物は変わることがあるため、出発前の確認が必要です。車で向かうなら、積み込んでから引き返すより、電話一本で聞いてから出るほうがわたしには合っています。
高山市の公式情報を見直す場所
分別は年度途中でも案内が更新されることがあります。高山市公式サイトの「分別区分早見表」でランドセルを検索し、「ごみ処理(一般家庭)」で袋や処理券の扱いを確認できます。
スマートフォンで確認するなら、高山市のごみ分別アプリ「さんあ~る」も案内されています。収集日まで含めて見たい時に使えるので、紙のカレンダーが近くにない時にも便利です。
処分先や持ち込みの可否で迷った時は、生活環境課や資源リサイクルセンターへ確認できます。品物を見ながら尋ねたい内容をメモしておくと、聞き漏らしが少なくなります。
今日ランドセルに触れて決める一歩
今日できるのは、ランドセルを開いて記名や紙類が残っていないかを見ることです。処分、寄付、保管のどれにするかは、その後で決めても遅くありません。
わたしは、片付ける物ほど最初に状態を見てから動くようにしています。思い出のあるランドセルなら、写真を一枚撮るだけでも、手放す気持ちに区切りをつけやすいかなと思います。
週末にランドセルを玄関へ出し、中を空にしてみてください。高山市の分別表を見て、次の行き先を一つ決めるだけで、家の中にも気持ちにも少し余白ができる時間になったらうれしいです。












